こんにちは。留年CIEEKです。
今この記事をご覧になっている方は、
- 大学で留年しそうだけど、留年するとどうなるか知りたい
- 大学で留年が決まり何がどうなるのか分からない
- 大学の留年について色々疑問がある
このような方かもしれません。
私は大学時代に1度留年を経験しており、当時はかなり絶望して気に病んだものです。
当時はかなり落ち込みましたが、もう留年したものは仕方ないと思い翌年はしっかり進級し、
非常に不安だった就活も乗り越え、今では大手企業で働くことが出来ています。
そんな私の経験を基に今回は、
本記事の内容
- 私が大学を留年したクズなエピソード(恥ずかしいですが)
- 留年を親に話した時の反応と当時の心境
- 大学を留年した時によく出る疑問をまとめて解説
このような内容で解説していきます。
タップできるもくじ
まずは私が大学を留年したクズなエピソードから
私は理系の大学に通っていて、必修科目を落として留年をしました。
理系の学部だったこともあり、コマ数は比較的多くある程度忙しい大学生活でした。
ただ私は大学生の時に「遊びまくりたい!」という一心で、
- 学業を疎かにしてバイト入れまくり
- サークルの飲み会で飲みすぎて翌日の講義欠席も多々
- 遊びに誘われたら講義を欠席して遊びに
- テスト勉強やレポート提出はいつもギリギリ
これに加えて、単位取得のスケジュールを全く考えず
いわゆる「クズ」な大学生活を送っていて、結果的に留年をしました。
私の場合はさらに学費を親に出してもらっていました・・・。
自分で学費を払っていて留年するなら自己責任で済むかもしれませんが、親にまで迷惑をかけてしまい、
我ながらクズな大学生だったなと後悔しています。
大学の留年が決まった時は結構ショックだった・・・
大学の留年はある日突然自分に降りかかるわけではなく、
実際は「もしかしたら自分は留年するかも・・・」という予感はしている場合が多いです。
私の場合も同じで、
- この科目を落とす可能性あるな・・・
- この科目を落としたら留年だ・・・
と、実際は心の準備は出来ていましたが、いざ留年が決まった時は、
落とし穴に落ちたような感覚でかなりショックでした。
もちろん自分が悪いのですが、ショックや不安、後悔、悲しみなど様々な感情が押し寄せてきて
数日間は何も考えられないくらい気に病んでしまったのを今でも覚えています。
大学の留年を親に伝えた時の反応
留年が決まり避けられなかったのが親への報告です。
私の場合は100%親に学費を出してもらっていたので、両親に伝えることは避けられませんでした。
最初はどうやって伝えずにやり過ごそうかと(これもクズですね笑)、色々と模索したものですが、
余分にかかる学費の支払いや卒業の時期などを考えると、隠し通す事は不可能でした。
そして心の準備をして、親に伝えました。
もちろん怒られましたが、私の場合は呆れられてしまった方が強かったです。
- どうしてこうなったんだ
- 何をしているんだ
- 学費を出してもらってる身でどういう事だ
- 責任感はないのか
- 勉強する気がないならすぐ辞めていい
などなど、もうとにかく呆れられました。
結果的に両親と話し合い、留年した分の学費は自分の貯金+どうにかお金を工面して負担することで合意しました。
一時期は大学を中退することも考えましたが、自分の就職のためにも大学卒業の経歴は外せないと思い、留年を選択しました。
大学を留年した時によく出る疑問を一気に解説!
ここからは大学を留年した時によく出る疑問について解説していきます。
ぜひ本記事をご覧になっている皆さんの疑問解決に役立てることが出来れば嬉しいです。
①大学の留年はいつ分かるの?
大学の留年は基本的には単位が確定した時に分かります。
そのため各学期の終わりに留年が決まることが多いです。
その留年の通知については学校によって様々で、
- 大学の掲示板を通じて分かる
- Webポータルを通じて分かる
- 成績表に留年や原級留置の文言があり分かる
- チューターから知らされて分かる
などのパターンが一般的です。
②大学を留年すると学費はどうなるの?
大学を留年すると学費はその分多くかかります。
どれくらい学費がかかるかは大学によって違いますが、
- 留年分全ての学費がかかる
- 半期分の学費がかかる
- 学費はかかるが取得単位数などに応じて学費が変わる
このようなパターンて学費がかかる場合が多いです。
私が留年して学費が払えない時・実際に学費を工面した方法などはこちらの記事も参考にしてみて下さい
③大学の留年は何年まで出来る?
一般的には必要在学年数の2倍までの期間を留年できる場合が多いです。
例えば
医学部や薬学部のような6年制大学→6年まで留年できる(12年在籍できる)
4年制大学→4年まで留年できる(8年間在籍できる)
このように必要在学年数の2倍まで留年出来るのが一般的です。
ただし大学やその学部によっては、
2回連続同じ学年の留年は不可など、独自のルールがある場合があるので注意しましょう。
一番確実なのは大学の事務に問い合わせて確認しておくことです。
④大学で留年すると就職に影響が出る?
影響は少なからずあります。
私の場合は就職の面接で、留年した理由を聞かれることが比較的多かったです。
そのため留年の理由などの受け答えが上手く出来ないと影響が出てしまうかもしれません。
私の場合は就職面接で留年の理由の話を広げて、得た経験などを上手く話すことで就活を上手くこなすことが出来たと思っています。
留年の就活についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
⑤大学や学部によって留年率の違いはあるの?
大学や学部によって留年率は実際に違います。
4年制大学でストレートで卒業する割合は、81.6%=留年率18.4%
となっています。(学校基本調査<文部科学省>より引用)
また6年制大学(医学部・歯学部・薬学部を例に)で卒業試験を含めたストレート卒業率は
医学部:84.4%=留年率15.6%(各大学の医学部医学科の入学状況及び国家試験結果等<文部科学省>より引用)
歯学部:78.5%=留年率21.5%(各大学の歯学部歯学科の入学状況及び国家試験等結果等<文部科学省>より引用)
薬学部:64.6%=留年率35.6%(薬学部における就学状況等<文部科学省>より引用)
となっています。
単純な留年率だけで言うと、大阪大学・外国語学部(67.8%)や東京外国語大学・言語文化学部(64.9%)
などが上位を占めますが、これは留学に行く学生が多いためです。
このように大学や学部などによって留年率は違います。
⑥大学で留年する理由にはどんなものが多い?
私が見てきた中で大学で留年する理由の多いものとしては、
- 留学に力を入れたため
- 自分のビジネスを立ち上げてそっちに力を入れたため
- 企業のインターンシップに時間をかけすぎたため
このような自分のやりたいことに注力した理由だったり、
- 遊んでばっかりでいつの間にか留年
- 計画性なくバイトのシフトを入れて単位が取れず留年
- 休みすぎて留年
など、私のような理由で留年する場合も多いです。
留年する理由についていはこちらの記事も参考にしてみてください。
⑦大学を留年すると奨学金はどうなるの?
大学で留年するとJASSO(日本学生支援機構)の場合は奨学金の貸与が停止となります。
また進級した際に規定の書類を出せば再開になります。
ただしJASSO以外の場合は留年した時点で完全に廃止になることもあるので注意しましょう。
⑧大学で留年すると単位はどうなる?
大学で取得した単位は消えることはありません。
一般的な高校(単位制の除く)の留年の場合は再履修となりますが、
大学の場合は一度取得さえすれば残るので、留年しても単位を取得した科目の再履修はありません。
大学の留年についてまとめ
今回は大学の留年について紹介しました。
私も大学で1度留年を経験していますが、かなり後悔をしています。
もったいない時間を過ごしてしまったし、他の人よりも1年年が上なのに社会人のスタート地点は同じ。
色々と人生に関わる部分も多いかと思います。
ただそんな中実際に留年を経験した身として、今回は色々と解説させて頂きました。
少しでも参考になれば嬉しいです。