こんにちは。留年CIEEKです。
本記事をご覧になっている方は
- 高校で留年するかどうか微妙なラインにいる
- 高校で留年するとどうなるか知りたい
- 高校で留年が確定してしまった
こんな人かもしれません。
中学校までは義務教育なので留年・退学することはありませんが、
高校からは義務教育の範疇ではないので、留年・退学は普通にありえます。
今回は高校の留年にピックアップして、
本記事の内容
- 高校の留年について知っておくべき豆知識
- 高校で留年をしてしまう人の特徴
- 高校を留年する前に出来ること
- 高校で留年が確定したら考えること
このような内容で紹介していきます。
成績不振で留年しそうな方はこちらの記事も参考にしてみてください。
>>留年対策!高校の定期テスト対策は個別指導塾や家庭教師がおすすめ!
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高校留年について知っておくべき知識
高校の留年についてあらかじめ知っておくべき知識をざーっと紹介します。
留年なんかしないよーって高校生から、
ヤバイ・・・留年するかも、という高校生まで
予め知っておいたほうが良いかなと思います。
高校の留年の基準は?
高校で留年する基準は大きく2つあります。
- 各科目における成績が規定の値に届かなかった場合
- 年間の授業日数に対して一定時間以上が不足してしまった場合
上記2点が留年の基準になります。
成績が規定の値に届かなかった場合
これは各高校によって線引がばらばらです。
科目において5段階中1がついたら留年という学校もあれば、3学期通して6未満で留年など様々です。
成績の付け方も単純にテストの点数だけでなく授業態度や提出物にも影響されるので、
この辺りを行ってしまう高校生は留年するケースもあります。
授業日数に対して一定時間以上不足した場合
全日制高校の場合は一定数以上の時間を休んでしまうと、出席時間不足で留年になります。
この時間については生徒手帳に書いてある場合が多いので、個人でしっかりチェックしておきましょう。
よくある日数のラインとしては授業の3分の1以上欠席というのがあるようです。
また遅刻の回数や時間も留年につながるケースがあります。
高校を留年する人の割合は?
令和2年度における、令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(引用元:文部科学省より)によると、
原級留置者(留年)した生徒の数は合計9,336人で、全高校生の中の0.3%に該当します。
また中途退学者数は全高校生数に対して1.1%いて、学業不振を理由に中退する場合もあるので、留年と理由が重なる部分もあるかもしれません。
校則違反で高校を留年することはある?
校則違反などによって留年になる場合はあります。
度合いによっては退学になるケースもあるので注意しましょう。
高校の留年は何年まで出来る?
高校の留年の最大年数は学校によって設定はバラバラで、具体的に決めていない学校もあるようです。
基本的には5年前後が線引として多いようですが、通信制高校によっては10年留年できる学校もあるようです。
高校で留年する人の特徴
ここでは私の経験から見た、実際に高校で留年した人の特徴について紹介します。
少しでも自分に近い・当てはまることがあれば注意しましょう。
高校で留年する人の特徴①:部活に没頭しすぎている人
これは各学校にたくさんいると思いますが、部活に没頭しすぎて勉強が追いついていないパターンです。
自分に当てはまるなーと思う人も多いのではないでしょうか。
もちろん部活は高校ではとても大事、ここで培われた経験は一生モノです。
ただ最低限、留年しないよう注意しましょう。
高校で留年する人の特徴②:自分の趣味に没頭しすぎている人
例えばアニメやゲーム、バンドなどなど自分の趣味に没頭しすぎて、
勉強を全くしなかったり遅刻・欠席が多かったりなど留年に繋がってしまうケースが多々あります。
特にネットゲームは没頭してしまう人が多いので結構危険です。
楽しい気持ちは分かりますが、留年してはもったいないので注意しましょう。
高校で留年する人の特徴③:素行が悪い人
これは授業態度や警察沙汰などなど、自分の人間性で人生を棒に振ってしまう人をたくさん見てきました。
もし自分に当てはまるかも、と思った人は今すぐ修正したほうが良いです。
大人になって振り返ると後悔します。
実際に後悔している人もたくさん見ています。
高校で留年する人の特徴④:病気などで体調不良の人
病気などで体調不良になり、高校で留年する人も多くいます。
入院が必要な身体的な疾患や、学校に投稿できなくなる精神的な疾患が代表的です。
これに関しては本人の健康の問題なので、解決が容易な場合から困難な場合まで幅は広いです。
高校で留年する人の特徴⑤:夜遊びしてしまう人
高校生で夜遊び??
と思われる方も多いかもしれませんが、家庭や周りの環境によっては夜遊びに没頭してしまう高校生もいます。
そうすると出席や学業に支障が出て、その結果留年してしまう人もいます。
現に私の友人では高校生の時に、夜通しで遊んでは家に帰らず時には警察に補導もされ、
その結果留年→退学した人もいました。
高校を留年する前に出来ること
大学とは違い、高校は留年する前に担任の先生等から予告を貰える場合が多いです。
親との三者面談や個人的な呼び出しなど、様々なパターンで事前に知らされます。
ここまでくると留年直前なので、以下に紹介するような出来ることはやっておきましょう。
高校の留年予告の呼び出しは行きましょう
まず呼び出しを受けたら絶対行きましょう笑
そこで出席日数が足りていないのか、遅刻が多いのか、成績不振なのかなど具体的に指摘されるはずです。
そこで原因をはっきりさせて対策を立てることが必要です。
出席日数不足や遅刻が原因の場合は生活習慣を改めましょう
出席日数不足や遅刻は自分の生活習慣が原因の場合が多いので、根本的な原因をハッキリさせましょう。
そしてその原因をきっちり除去することが重要です。
私の知り合いでネットゲームにハマりすぎて高校を留年しかけた人がいました。
その人はネットゲームを絶つことで留年を切り抜けていました。
その時の一瞬の楽しみで、自分の1年を棒に振るのはもったいないです。
成績不振の場合は勉強をするしかない
きちんと真面目に授業を受けていても授業についていけない・・・
そんなケースも往々にあります。
自分の勉強方法を見直したり先生への相談、またはこれを機にテスト対策の塾にいくのも1つの手です。
成績不振で留年してしまうのはもったいないので、どんな手を使ってもテストで点をとって留年を回避しましょう!
参考記事
>>留年対策!高校の定期テスト対策は個別指導塾や家庭教師がおすすめ!
高校を留年してしまったら
ここからは留年が確定してしまった後の話をしていきます。
留年が確定した際には以下のようなパターンが代表的です。
- 現在の高校で留年する
- 他の高校へ転校して高校卒業する
- 退学して高卒認定試験を受ける
- 退学して高卒資格も取得しない
少し深堀りして紹介します。
①現在の高校で留年する
現時点で在籍している高校で留年することで卒業は1年遅れますが、
- その高校を卒業したという学歴が残せる
- 自分が慣れている環境で過ごせる
このようなメリットがある反面、
1年下の後輩と一緒に過ごすことからメンタル的に厳しいというデメリットもあります。
②他の高校へ転校する
留年が決まった段階で他の高校へ転校するという選択肢もあります。
全日制の高校や通信制の高校など選択肢はあります。
通信制の高校の場合は単位を引き継げる場合もあるので、1年送れずに3年間で高校を卒業出来るケースもあり大きなメリットになります。
③退学して高卒認定試験を受ける
留年をきっかけに今の高校を退学して高卒認定を取得するの1つの手です。
試験にさえ合格すれば高卒資格が手に入るので、専門学校や大学受験が出来るようになります。
ただし学歴上は高校卒業にはならないので、その点は注意しましょう。
④退学して高校卒業も取得しない
これも1つの進路です。
高校中退後にどこかに就職して働いて生きていくことも不可能じゃありません。
ただやはり最終学歴が中卒よりも高卒の方が就職を含めた進路の幅は広いので、
出来れば高校卒業を目指したほうが良いかと思います。
留年が決まってしまったらまずはメンタルを整えよう
留年が決まると結構ショックです。
私の場合は大学での留年ですが、高校の場合も同じような衝撃を受けると思います。
メンタルも相当ダメージを受けます・・・。
その際には自分でしっかりメンタルケアをして、冷静に現時点での状況を俯瞰するのが良いです。
- 今の高校で留年すべきか、通信制の高校に転校して卒業を目指すか
- 高卒認定試験を受ける道に進むか
それは個人それぞれの状況によるでしょう。
メンタルを整えて自分の状況に合わせてしっかり考えましょう。
留年のメンタルについては大学の話になりますが、私の留年時のメンタルケアについて紹介している記事もあるので参考にしてみてください。
高校の留年についてまとめ
今回は高校の留年について、留年の基準やする人の特徴、
留年した後のことなど様々な角度から紹介しました。
留年する際には様々な理由があるかもしれませんが、個人的にはしっかり高卒の資格を取っておいたほうが良いかなと思います。
留年するにしても、通信制の高校に転校するにしても、はたまた高卒認定試験を受けるなど、
道は様々です。
ぜひ参考にしてみてください。